クレジットカードの国際ブランドとは?国際ブランドの選び方とは
クレジットカードの国際ブランドとは、主にJCB、VISA、MasterCard、American Express、Diners Clubの5つを指します。
これら5つのブランドを「国際5ブランド」と呼びますが、現在日本国内で発行されているクレジットカードは国際5ブランドと提携することで、どの店舗やお店でもクレジットカードが利用できるようになっています。
そこで、クレジットカードを取得する際の国際ブランドの選び方についてまとめました。
クレジットカードの国際ブランドとは?
クレジットカードの国際ブランドとは、JCB、VISA、MasterCard、American Express、Diners Clubの5つとなりますが、私たちが普段利用しているクレジットカードは、これら5つのどれかと提携しているクレジットカードです。
また、国際ブランドが自社で直接クレジットカードを発行している場合(プロパーカード)と、自社ではクレジットカードを発行していない場合(提携カード)があります。
自社でもクレジットカードを発行している国際ブランド
JCB
American Express
Diners Club
自社ではクレジットカードを発行していない国際ブランド
VISA
MasterCard
現在、国際5ブランドの中で、自社でもクレジットカードを発行しているのは、JCBとAmerican Express、Diners Clubの3つとなります。
逆に、VISAやMasterCardは、自社ではクレジットカードの発行は行わずに、カード会社や信販会社と提携をすることで、様々な店舗やお店で利用することができるようになっています。
国際ブランドのシェアは?
日本国内の国際ブランドのシェアは、断トツでVISAが多くなっています。国内でのVISAのシェアは、おおよそ50%前後、JCBが30%前後、MasterCardが10%前後と続きます。
ステータスカードとして利用されているAmerican ExpressやDiners Clubは、世界的には非常に有名な国際ブランドですが、日本国内のシェアは0.5%~数%程度となりますので、国内では利用されている方が極端に少ない国際ブランドと言えるでしょう。
国際ブランドのシェアは、クレジットカードが利用できる店舗数にも比例しますので、シェアが少ないブランドは、利用できる店舗も少ない傾向があります。
そのため、クレジットカードを選ぶ際には、国際ブランドを何にするかも重要なポイントとなるのです。
国際ブランドの選び方とは?
クレジットカードに申し込みをする際の国際ブランドの選び方は、国際ブランドのシェアに応じて利用されることをおすすめします。
クレジットカードを利用する目的は、商品を購入する際に、現金ではなくクレジットカードで支払うことです。仮に、国際ブランドのシェアが少ない場合、せっかく欲しい商品があったとしても、そのお店では取り扱いをしていない国際ブランドだったということが起こるのです。
そこで、現状の国際ブランドのシェアを考慮すると、VISA、MasterCard、JCBの3つを持っていれば、日本国内でも海外でも、特に支障なくクレジットカードを利用することができるでしょう。
特に、VISA、MasterCard、JCBは、年会費無料のクレジットカードが数多くありますので、非常にお得です。
逆に、American ExpressやDiners Clubは、ステータスカードの位置付けとなりますので、クレジットカードのステータス性を重視される方には、American ExpressやDiners Clubがおすすめです。
クレジットカードの選び方は、普段の生活の中で、どのようにクレジットカードを使うのかによって、取得するクレジットカードが異なるようになります。
年会費無料でお得に活用したいということなら、VISAやMasterCard、JCBがおすすめのクレジットカードと言えるでしょう。